平成28年熊本地震で被災された皆さまならびにご家族の皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
被災者の皆さまが入居された仮設住宅を訪問し、ニッコー株式会社、学生ボランティアと協同で被災地支援活動を行いました。 今回の活動では熊本県阿蘇郡南阿蘇村が所管するすべての仮設住宅(401戸)へニッコー株式会社製の食器を寄贈したほか、お好きな食器を自由にお持ち帰りいただく「青空市」を8ヵ所の仮設団地で開催しました。 今回の活動は、南阿蘇村の方々のご理解とご協力のもと、実現することができました。ご協力ありがとうございました。
・訪問先 | : | 熊本県阿蘇郡南阿蘇村 |
・訪問場所 | : | 南出口仮設団地 (57戸) 室第2仮設団地 (13戸) 岩坂仮設団地 (43戸) 下野山田仮設団地 (68戸) 長陽運動公園仮設団地 (56戸) 陽ノ丘仮設団地 (92戸) 加勢ノ上仮設団地 (65戸) 岸野仮設団地 (7戸)
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・支援内容 | : | 各家庭への食器の寄贈 仮設団地での「青空市」の開催 |
・参加者 | : | 三谷産業グループ社員 4名 ニッコー株式会社社員 6名 金沢美術工芸大学学生 2名 |
5月12日(金)、南阿蘇村役場において、吉良清一南阿蘇村村長(当時)を表敬訪問し、弊社の被災地支援活動について説明しました。吉良村長からは、「雨の中、一軒一軒仮設住宅を訪問していただきありがとうございます。 食器はいつも使うものですからたいへんありがたいです」と、お礼のお言葉をいただきました。
5月12日(金)、南阿蘇村の3つの仮設住宅に入居された皆さまに、各家庭でご使用いただく食器をお見舞いの手紙を添えて一軒一軒手渡しさせていただきました。 5月13日(土)、同じく南阿蘇村の5つの仮設団地に伺い、食器とお見舞いのお手紙を手渡しさせていただきました。
支援活動参加者のコメント
「急ごしらえで用意した食器を使っている方も多く、お渡しした真っ白な陶磁器を見て大変喜んでおられたのが印象的でした。 また、今回の活動について多くの皆さまから『楽しみにしていました』とお声をかけていただき、とても嬉しかったです」
8か所の仮設団地内において、ニッコー株式会社製の食器をご自由にお持ち帰りいただく「青空市」を開催しました。 5月12日(金)の青空市は雨のため屋内での開催となりましたが、たくさんの方々に集まっていただきました。 5月13日(土)は、5か所の仮設団地で青空市を開催しました。開場前には集まった方々で楽しそうに話をしている姿も見られ、なごやかな雰囲気の中での開催となりました。
支援活動参加者のコメント
「戸別配付においては、被災者の方々から『ありがとう』『助かります』と言っていただき、私自身嬉しくなりました。 青空市では、久しぶりに会った方との交流を楽しんでおられる方も多く、交流の場としても喜んでいただけたと思います」
「昨年の被災地支援活動にも参加しました。 南阿蘇村仮設団地での「青空市」の支援活動に参加してみて、笑顔でお話ししていただける方が多く、撮った写真を見ても被災者さまの笑顔が増えたという印象です。 また、皆さまの気持ちも復興に向かっていると感じるとともに、私たちも人のつながりの大切さに改めて気づいた活動になりました」