東日本大震災で被災された皆さまならびにご家族の皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
被災された皆さまへのご支援として、一般財団法人あしなが育英会が運営されている「仙台レインボーハウス」(東日本大震災などで親をなくした、もしくは親が行方不明になった子どもたちとそのご家族のための施設)で、金沢美術工芸大学の学生の皆さまと、体験型ワークショップを開催しました。
宮城県での「レインボーハウス」での体験型ワークショップは、これで8年目の開催となりました。
・支援内容 | : | 体験型ワークショップの開催 |
・参加者 | : | 三谷産業グループ 社員2名 金沢美術工芸大学 学生5名 |
9月18日(日)、仙台レインボーハウスにて体験型ワークショップを開催しました。 宮城県内のレインボーハウスでのワークショップは、3年ぶりの開催となりました。今回のワークショップでは、仙台レインボーハウスにお越しいただいた子どもたちおよび保護者の皆さまに、「将来住みたいまちのジオラマ」と「ゴム動力の紙飛行機」の制作を体験していただきました。
今年度は、あしなが育英会さまより「子どもも大人も一緒に楽しめるものを作ってみたい」「みんなで協力し、一つの作品を作りたい」「子どもたちも大きくなってきたため、いつもより難しいものを作ってみたい」というご希望をいただいておりました。そのため、材料の準備をいただく金沢美術工芸大学の学生と相談の上、例年に比べ制作難易度が高いジオラマ・紙飛行機の制作キットを用意しました。子どもたちは、職員の皆さまや学生と交流をしながら2つのキットで楽しそうに作品作りに取り組んでいました。
「将来住みたいまち」をテーマにしたジオラマ作りでは、参加者の皆さまは、金沢美術工芸大学の学生が事前に作製したジオラマのパーツとなる土台からそれぞれ好きなものを選び、好きな色を塗ったり小物を配置したりすることで「将来住みたいまち」を作りあげました。その後、各自が作った「将来住みたいまち」をつなぎあわせ、一つの街をつくりあげました。
ゴム動力の紙飛行機づくりでは、金沢美術工芸大学の学生がこの日のために準備したキットを用い、学生から作り方を聞きつつ、真剣に制作に取り組んでいました。子どもたちは、紙飛行機の翼の形を変えたり重りをつけたりすることで、より長い距離を飛ばせるように工夫をしていました。ワークショップの最後には、全員でタイミングを合わせて自分の作りあげた紙飛行機を飛ばしていました。