東日本大震災
震災遺児とご家族向けの体験型オンラインワークショップ(2021年度)

令和4年1月22日(土)

東日本大震災で被災された皆さまならびにご家族の皆さまに心よりお見舞い申しあげます。

被災された皆さまへのご支援として、一般財団法人あしなが育英会が運営されている「石巻レインボーハウス」(東日本大震災で親をなくした、もしくは親が行方不明になった子どもたちとそのご家族のための施設)で、金沢美術工芸大学の学生の皆さまと、体験型ワークショップを開催しました。
「石巻レインボーハウス」での体験型ワークショップは、これで7年目の開催となりました。今回は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、昨年と同様にビデオ通話を活用したオンライン形式で開催しました。

 

支援内容  :  体験型ワークショップの開催(オンライン)
 
 
参加者  :  三谷産業グループ    社員1名
 
 金沢美術工芸大学    学生8名

体験型ワークショップの開催(オンライン)

1月22日(土)、石巻レインボーハウス、金沢美術工芸大学、三谷産業の3拠点をビデオ通話でつなぎ、体験型ワークショップを開催しました。 今回のワークショップでは、当日石巻レインボーハウスにお越しいただいた子どもたちおよび保護者の皆さまに、「ランプシェード」と「サンキャッチャー」の制作を体験していただきました。
今年度は、子どもたちの「もっと難しい工作をしてみたい」という希望に応え、例年より制作難易度の高いランプシェードづくりに挑戦していただきました。子どもたちは、金沢美術工芸大学の学生がこの日のために準備したキットを用い、オンライン上で学生から作り方を聞きつつ、真剣に制作に取り組んでいました。

また、石巻レインボーハウスの職員の皆さまからは「震災から10年が経過し、レインボーハウスから離れ、自立していく子どもたちも増えてきたことから、形になるものをみんなで作りたい」とご要望をいただいておりました。そのため、今回は子どもたち・保護者の皆さま・職員の皆さま全員で協力し、1つのサンキャッチャーを制作しました。参加者全員が心を込めて制作したサンキャッチャーは、石巻レインボーハウスの玄関付近に飾られています。

なお、ワークショップに参加できなかった方々のために、石巻レインボーハウスに制作キットを保管していただきました。そして後日、このサンキャッチャーにつなぐことができる魚型や星型のパーツづくりを楽しんでもらうことができました。

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【ワークショップの様子】