当社グループでは、サステナビリティを巡る諸課題に積極的に対応するために2023年7月にサステナビリティ委員会を発足し、
次のとおり「三谷産業グループサステナビリティ基本方針」を策定しました。
この基本方針に基づいて事業活動を継続し、持続可能な社会の実現への貢献と当社グループの存在価値の更なる向上に努めてまいります。

三谷産業グループサステナビリティ基本方針

三谷産業グループは、社会の一員として良識を持ち、誠実かつ公正な事業活動を通じて企業としての存在価値を高めるとともに、社会の持続可能な発展や豊かさに貢献することを使命と考えております。「三谷産業グループ 企業倫理憲章」で宣言する精神に基づき、三谷産業グループのみならず社会全体のサステナビリティ向上に資する取り組みを推進してまいります。

【循環型社会への貢献】

  • 脱炭素社会の実現のために、徹底した省エネと使用電力のクリーン化等の推進により温室効果ガスの排出量削減に取り組みます。
  • 原材料調達から製品の生産、流通、消費、廃棄そして再資源化を含むすべての事業活動の中で、地球資源の有効活用・リサイクルといった地球環境の保全に資する活動を推進します。
  • 上記に取り組むにあたっては、三谷産業グループで生み出すDXやイノベーション、あるいはイノベーションを創出するパートナー企業とのビジネスやコラボレーションを通じて、循環型社会の実現に貢献する製品やサービスの創出に取り組みます。

【より豊かな社会の実現】

  • 三谷産業グループの企業活動に関わる全ての人々の人権と多様性を尊重します。
  • 安心・安全、かつ、働きやすさと働きがいを兼ね備えた職場環境を構築・維持します。
  • 社員一人ひとりの成長・活躍・挑戦を支援します。

【健全な経営管理体制の構築】

  • 法令遵守の徹底や不祥事の未然防止を図るため、ガバナンス・コンプライアンス・リスクマネジメント活動の更なる強化に取り組みます。
  • 全ての取引先との間で、公正かつ公平な取引を行います。
  • 企業情報の適時・適切な開示や積極的なコミュニケーションを通じて、お客様、仕入先、地域社会、株主、役員・社員といったあらゆる関係者からの信頼感・期待感を高め、相互に発展することを目指します。

【企業としての存在価値の向上】

  • 三谷産業グループの展開する各事業領域の重なりを広げ、深めていくことにより、三谷産業グループの強みの最大化を目指します。
  • 三谷産業グループの知識や技術を活かし、お客様からの要望にそのまま応えるだけでなく、短期的な課題解決と中長期的な価値創出、さらに社会の持続的な発展においてバランスのとれた真の最適を追求します。

ガバナンス

当社グループでは、代表取締役社長を委員長とした「サステナビリティ委員会」を設けており、関連部門の責任者に加え、アドバイザーも出席し、グループ全体のサステナビリティに関する方針や施策の審議・決定およびその施策の進捗状況の管理等を行っています。また、これらの審議の結果は定期的に取締役会に報告され、監督する体制としています。
また、充実した議論と機動的な対応を行うため、サステナビリティ委員会の下部組織に各事業部・本部・グループ会社の担当者で構成する分科会を設置しています。

リスク管理

当社グループでは、危機管理担当取締役を委員長とする「リスクマネジメント委員会」を設けており、当社グループが抱える多様なリスクを把握し、リスクに対して対策を講じ、発生頻度の軽減および損失の最小化に努めることにより、当社グループのステークホルダーから信頼を獲得し、企業の社会的責任を果たすことを是と考えております。
リスクマネジメント委員会では、全社的に重要と考えているリスク・機会について特定するほか、各事業部・グループ会社におけるリスク・機会の分析結果について審議し、その審議結果をリスク対策およびビジネスに反映することとしております。
また、環境への対応について、ISO14001に基づく環境マネジメントシステム(EMS)を構築しており、EMSの活動結果は、リスクマネジメント委員会に報告されます。
リスクマネジメントに関する詳細は、以下のURLからご参照ください。

https://www.mitani.co.jp/company/risk_management