環境負荷低減に貢献するビジネス

三谷産業グループは、お客様にとって「特別な会社」になるために、サステナビリティへの取り組みの重要性を認識し、積極的に環境や自然資本に配慮した事業活動を推進しています。環境汚染の抑制、社会的要求であるエネルギー消費量の削減など、持続可能な社会の構築を実現するため、以下のテーマで取り組みを行っています。

  • ・資源の有効活用

  • ・温室効果ガス排出量の削減

  • ・エネルギー消費量削減への取組み(建設分野)

  • ・エネルギー消費量削減への取組み(ICT分野)



  • 資源の有効活用

    メタル回収事業:貴金属リサイクルによるCO2発生抑制

    貴金属を得るために鉱石を採掘し製錬する過程を経る過程では多くのCO2を排出すると言われています。
    それに対して、貴金属を含む産業廃棄物等からリサイクルした場合には、CO2排出量を大幅に削減することができる場合があります。


    当社で実績のある回収元素:Cu、Pt、Au、Ni、Pd、Ag、Co、Mo、Al、Mn、Sn、Pd、Znなど

    例えば、通常、金含有量5g/tの鉱石を使い金1kgを作るためには、採掘から製錬までの過程で約60tのCO2が発生すると言われています。

    これに対してリサイクル原料から製錬した金の場合、1kg当りのCO2排出量は約1.2tにまで削減可能となります。


    リサイクル炭素繊維事業への取組み

    三谷産業の子会社 株式会社ミライ化成では、炭素繊維と樹脂(プラスチック)を混合した炭素繊維複合材(一般にCFRP やCFRTP と言われます。以下 複合材)の製造工程で生じる端材や複合材の廃材などから炭素繊維を回収し、再利用する取組みを実施しています。
    ミライ化成の炭素繊維再生技術は、少ないエネルギーで炭素繊維を回収でき、CO2排出量を大幅に抑制することが期待できます。


    関連プレスリリース

    2021年11月24日公表 「三谷産業グループのミライ化成、リサイクル炭素繊維事業に参入」
    2022年7月20日公表 「ミライ化成が展開するリサイクル炭素繊維事業、長野県『令和4年度ゼロカーボン技術事業化支援補助金』に採択」



    温室効果ガス排出量の削減

    連続フロー法による医薬品原薬製造

    三谷産業の子会社 アクティブファーマ株式会社では、東京大学と共に連続フロー法による医薬品原薬製造法を確立しました。 化合物の合成にはバッチ法とフロー法があり、フロー法はバッチ法に比べ効率性・安全性・環境調和性において優位性があります。 連続フロー法を用いて医薬品原薬を製造することにより、製造に要するエネルギーを削減することが可能であり、加えて廃棄が必要な副生物が減少することにより、CO2排出量を大幅に削減することができます。 商業化を実現しますと世界初の事例となります。

    『連続フロー法』の環境負荷低減効果

    バッチ法と連続フロー法それぞれで化合物を10キログラム製造する場合、アクティブファーマの試算では、製造に要したエネルギーから排出されるCO2は約4.5トンから約1.7トン(削減率62%)まで、また副生物の廃棄にあたり排出されるCO2は約2.8トンから約1.5トン(削減率47%)まで削減でき、環境負荷の低減に大きく貢献します。


    関連プレスリリース

    2022年12月15日公表 「三谷産業グループのアクティブファーマ、医薬品原薬製造において効率性・安全性・環境調和性に優れた『連続フロー法』を確立」

    高性能触媒を活用した排ガス処理事業

    工業レベルでの排ガス処理で必要となる加熱工程において、通常は燃料を用いた燃焼方式が採用されていますが、高性能触媒の特性を活かした通電加熱方式を用いることで、CO2の発生を大幅に抑制します。 また、迅速な立ち上げも可能であることから必要な時にのみ起動することで、電力の消費量を削減することが可能となります。 さらに通電に用いる電力を再生可能エネルギー由来に変更することで、より高いCO2削減効果を得ることが期待できます。

    バイオ製剤による汚泥処理事業(カタオカ菌)

    日本国内における2018年度の製造業有機性汚泥の処理に由来する温室効果ガスは、7万5千t(CO2換算)発生していると言われています。 三谷産業は、環境浄化分野に独自の技術をもつ株式会社片岡バイオ研究所と協業し、活性汚泥の分解を促進する微生物群を廃水処理設備(曝気槽)に投入することで、余剰汚泥の発生を大幅に減少させ、温室効果ガスの排出量を削減します。


    関連プレスリリース

    2022年12月15日公表 「三谷産業グループのアクティブファーマ、医薬品原薬製造において効率性・安全性・環境調和性に優れた『連続フロー法』を確立」

    アグリバイオ事業(メタンガスを多く含む牛のげっぷの抑制剤)

    三谷産業ベトナム子会社のAFCP社において、カシューナッツ殻油入りの機能性飼料原料を受託生産しています。 この原料は飼料に混合して牛に投与する事で、牛の第一胃(ルーメン)内の微生物環境を正常に保ち、ルーメンの機能維持をサポートします。
    その結果、牛のげっぷを抑え、げっぷに含まれるメタンガスを最大40%削減します。
    ※メタンガスはCO2の25倍の温室効果があると言われています。

    また、ナッツに含まれるフェノール類の効果により、成長促進や生乳の品質向上にもつながります。





    エネルギー消費量削減への取組み(建設分野)

    空調・換気動力の省エネルギー化

    自然換気システムや輻射冷暖房など、搬送動力不要の自然エネルギーを利用したシステムの提供や熱源設備等の更新による燃料転換を行っています。

    ZEBプランナーとして、最適環境と空間価値の提案

    医療・福祉施設をはじめ、工場、事務所ビルなどの既設建物の改修工事を中心に、省エネ建築物のコンサル・提案、設計・施工、省エネ補助金申請のサポート等を行っています。

    IoT・AI活用による最適化制御

    遠隔監視・モニタリングによる制御、予防、予知等のしくみの構築し、空間価値向上、健康快適ソリューションの提供を行っています。

    AI空調制御「SMTクラウド」(Smart Management Technology)では、サーバ室内の温度をAIにより最適に制御します。緊急時の初期対応やファシリティ管理を行うことで、省人化と省エネルギー化を実現します。


    関連プレスリリース

    2018年4月7日公表 「新たなクラウドサービスを共同で事業化 ~AI がサーバ室の温度環境を最適管理、最大で 25%の省エネを実現~」



    エネルギー消費量削減への取組み(ICT分野)

    三谷産業データセンターの活用推進

    エネルギー効率の高いデータセンター活用を通じて、お客様のご利用になる情報システム環境の省エネルギー化、CO2削減に寄与しています。三谷産業データセンターでは、これまでにもSMTクラウドの導入などにより省エネルギー化に取り組んでおり、今後も継続して空調機器更新などにより、CO2削減を計画しています。

    お客様の環境貢献を支援する「環境価値提供サービス」

    三谷産業の子会社 コンフィデンシャルサービス株式会社は環境問題への取り組みを強化するべく、2024年7 月より北陸電力株式会社が提供する実質再生可能エネルギー電気メニュー「かがやき GREEN」を導入し、「環境価値提供サービス」をスタートしました。これは、お客様が実質再生可能エネルギー電気を利用し、CO2削減に貢献しているという契約証明書を、コンフィデンシャルサービスから発行することによって、お客様に環境価値を提供するというものです。


    関連プレスリリース

    2024年7月18日公表 「データセンターを運営するコンフィデンシャルサービスが 「環境価値提供サービス」を開始」

    FaaSインテグレーター「Chalaza」によるクラウドサービス活用推進

    業務において利用されるさまざまなシステムの多くはクラウドサービスにより提供されるようになってきています。そこで、システム(クラウドサービス)を構築するサーバをエネルギー効率の高いデータセンターに集約することで、省エネルギー化が進むことが期待されます。 三谷産業が提供する「Chalaza」では、さまざまなクラウドサービスの間でデータ連携を可能にすることで、クラウドサービスの利便性を高め、お客様の業務効率、生産性の向上を支えます。


    関連Webサイト

    https://www.faas-chalaza.net

    統合型コラボレーションツール「POWER EGG」活用によるペーパーレス化の推進

    グループウェア、汎用申請ワークフロー、Webデータベースなどを備える統合型コラボレーションツール「POWER EGG」では、稟議書や定型的な文書、報告書等の電子化に非常に便利な特徴をもち、ペーパーレス化を推進します。それにより森林の保全に寄与し、大気中のCO2削減に貢献します。


    関連Webサイト

    https://poweregg.d-circle.com