自動車や民生品の製造で使われるプラスチック成形品、複合ユニット製品を製造・販売しています。
ベトナムのグループ会社2社の連携による一貫生産と、広島トライアルセンターの技術力により、“良品しかつくれない製造工程”を実現。ベトナムと日本は、品質保証や技術者の育成・交流で協業するだけでなく、互いが「お客様にとって特別な存在を目指す」三谷イズムを共有し、一般品からハイテク部品まで、さまざまなお客様のニーズや課題に真摯にお応えしています。
今後は、複合力をさらに強化、品質向上に努めるとともに、DSI(ダイ・スライド・インジェクション)成形、冶具の外販、生産設備の共通仕様化などを進めます。そして、培った技術で、日本の、そして、ベトナムをはじめとする世界各国のものづくりを支えていきます。
広島にあるトライアルセンターでは、金型の設計・育成・評価、生産設備・冶具の設計・製造、製品・工程設計・評価など、生産準備を行っています。また、ベトナムの製造拠点への是正指示、工場監査、課題共有など品質管理も行っており、EVシフトにも対応可能な“良品しかつくれない製造工程”を実現しています。
同センターでは、ベトナム製造拠点の社員育成も行っています。技術や日本語のスキルアップだけでなく、育成した社員は研修で扱った製品・製造ライン・金型についての知見を持ってベトナムに帰国するため、現地ですぐに日本品質の生産を開始できます。他にも、同センターでは付加価値・技術難度の高い製品の設計・開発も行っており、メーカーへの技術提案などを実施。これにより、一般品からハイテク部品まで、さまざまなニーズに応えることが可能です。
三谷産業が1990年代からベトナムに進出して以来、樹脂・エレクトロニクス事業はベトナム事業の柱として、積極的に設備投資、人材採用を行ってきました。現在、ABCD社、ADMS社の2社で、1,500人を超える社員が働いています。
ABCD社で製造した金型を用いてADMS社でプラスチック成形品を量産し、一貫生産を実現しています。
ベトナムでも「お客様にとって特別な存在を目指す」三谷イズムは共有され、お客様固有のニーズや課題に真摯に応えています。