十二支について

起源は、
商(殷)代の中国 。中国を初めとしてアジアの漢字文化圏において、年・月・日・時間や方位、角度、ことがらの順序を表すのにも用いられていたようです。現在の日本のような「○○年生まれ」のような使われ方とは少し違ってました。なぜ動物と組み合わせられたかについては、人々が暦を覚えやすくするために、身近な動物を割り当てたという説(後漢の王充『論衡』)やバビロニア天文学の十二宮の伝播といった説があります。日本に伝わったのは欽明天皇15年(554年)とされていますが、実際には、それ以前だといわれています。
いにしえの時代の人々のように順序を表す記号として考えるとして表現すると面白いかもしれませんね。

干支「えと」という呼名は・・・
本来、十干を「ひのえ」「ひのと」のように、兄(え)と弟(と)の組み合わせとして訓読したことに由来し、十干十二支のことで、十干を五行(木・火・土・金・水)に配当し、陽を表す兄(え)と陰を表す弟(と)をつけて名としました。甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の十干に、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の十二支を組み合わせたものが正式な干支です。
なかでも十二支は、日本では「ね」「うし」「とら」などのように動物名をあてます。ですから、干支=十二動物ではなく、省略されて今のような呼名になっています。
ベトナムやタイ王国にも十二支にあたるものがありますが、割り当てられる動物に若干の異同があります。 ベトナムでは丑は水丑、卯は猫、未は山羊、亥は豚にというような感じです。アジア圏のそれぞれの国の食文化・宗教・風俗と深く関係しているようです。
いろいろな逸話。
いつ頃生まれた話かは不明ですが、十二支の動物に関しての逸話が日本各地にいろいろあります。1つ紹介します。
昔、お釈迦様のもとに新年の挨拶に来た順番に動物を割り当てるという試みがなされました。そして次のような結果がもたらされました。
丑(うし)は足が遅いので早めに行ったものの、一番乗りしたのは丑(うし)の背中に乗っていた子(ねずみ)。
酉(とり)が申(さる)と戌(いぬ)の間になったのは仲の悪い両者を仲裁していたため。
子(ねずみ)は猫に挨拶に行く日を尋ねられた際に嘘をつき、実際よりも一日遅い日を教えたため、猫は十二支に入ることができなかった。それを根に持った猫は子(ねずみ)を追いかけるようになった。
猫は子(ねずみ)の嘘を信じて一日遅れて挨拶に行ったため、お釈迦様から「今まで寝ていたのか。顔を洗って出直して来い。」と言われ、それからよく顔を洗うようになった。
13番目であったために十二支に入れなかったイタチをかわいそうに思ったお釈迦様は、毎月の最初の日を「ついたち」と呼ぶことにした。ただし実際の「ついたち」の語源はこの逸話からではない。また、13番目の動物はカエルやシカであったという逸話もある。
(以上『Wikipedia』より引用)
様々な由来があります。動物の特徴から考えても納得できますね。